2022.03.29
プラスティックチェアの新境地。
三次曲面に革新を描く。
これまでのスタンダードを覆す「SEELA」の魅力をご紹介します。
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三次曲面にオーク突板を美しく貼る。
斬新な発想と高度な技術が融合。ポリプロピレンのシェルのシート部分には、樹脂やシートパッドを採用することが一般的ですが、あえて異素材のオーク突板を組み合わせ、情緒的な価値を生み出しています。
このスタンダードを覆すデザインは、斬新な発想に加え、三次曲面にオーク突板を美しく貼るという非常に高度な技術を駆使して実現しました。空間全体に上質な温かみを創出し、天然素材の手触りの心地よさをもたらします。人間工学と審美性の完璧な融合を経てたどり着いた1脚です。
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長期使用を見据え、4つのネジで
座面を取り替えられる仕組みを構築。「SEELA」の座面は4つのネジで簡単に取り替えられるため、長期使用の中で突板に汚れや傷みが発生した場合も安心です。
長く愛用していただくサスティナブルな設計思想から、何度も試行錯誤を重ね、異素材との組み合わせでも4つのネジで簡単に取り替えられる方法にたどり着きました。定期的に消費されるプラスティックチェアではなく、美しい状態を保ちながら持続して引き継いでいける1脚。時代のニーズに対応したデザインです。
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空間に合わせて脚のタイプを選べ、
シェルはトレンドの5色展開。ミーティング・コワーキング・リチャージなど、あらゆるオフィス空間で活用いただけるように、金物脚と木製脚どちらも製作。金物脚はスタッキング可能でスタイリッシュな印象、座面と同じオーク材を使った木製脚はよりナチュラルで柔らかな印象をもたらします。
また、シェルの色はインテリアトレンドに合った抑えめのカラートーンで展開し、ブラック・グレー・マトンレッド・オリーブ・パールの5色からコーディネートできます。
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モダンデザインを世界に発信する
「lapalma社」のDNAを反映。「SEELA」を製作しているのは、1978年にイタリアで誕生し、様々なデザイナーとともに高品質なモダンデザインの家具を世界に発信してきた「lapalma社」です。
ポリプロピレンと木という全く異なる素材の融合に、長年にわたって新しい素材や技術を探求し、斬新なデザインとの融合に挑戦し続けている「lapalma社」のDNAが反映されています。私たちADALは、以前から同社の姿勢に共感し、敬意を込め、「A.T.I.C」を通じてプロダクトを紹介してきました。日本人デザインユニットShin & Tomoko Azumiによってデザインされ、世界的に評判を呼び大成功をおさめた革新的なバースツール「LEM(レム)」についても、いち早く日本に紹介。現在でも「A.T.I.C」のロングセラーであり、革新的なプロダクトとしての輝きを増しています。
今後も、「lapalma社」が生み出すプロダクトに注目し、そのモダンデザインと多様な空間を結びつけていきます。
おわりに
異素材の融合を活かした斬新なデザインで、心地よいオフィス空間を創りあげる「SEELA」。座る人の心に響く情緒的価値が、ワークプレイスのパフォーマンスやクリエイティビティの向上につながっていくということを、これからも発信していきます。