Year 2020年9月
TSUTAYA BOOKSTORE 福岡空港 福岡空港国内線ターミナルビル 3F
- 分野 OTHER
- プロジェクト名 : TSUTAYA BOOKSTORE 福岡空港 福岡空港国内線ターミナルビル 3F
- 所在地 : 福岡市博多区大字下臼井767-1 福岡空港国内線ターミナルビル
- 担当 : 栗林 伸尚
- 部署 : 本社営業部 第2グループ 第2チーム
About the Project
TSUTAYA LOUNGE 福岡空港移転案件です。
移転先は有料ラウンジを併設するとのことで家具の提案依頼を頂きました。
レイアウト上ソファ配置壁上部にアート作品が飾る予定だった為、フェニコット・ハイバックの高さを別注対応にて調整しました。
各商品張地や座り心地に関しては施主様とショールームにて現物を確認しながら決定致しました。
ローレンス2Pはアクセント要素も含め少し明るめの張地カラーで仕上げました。
About the Project
TSUTAYA LOUNGE 福岡空港移転案件です。
移転先は有料ラウンジを併設するとのことで家具の提案依頼を頂きました。
レイアウト上ソファ配置壁上部にアート作品が飾る予定だった為、フェニコット・ハイバックの高さを別注対応にて調整しました。
各商品張地や座り心地に関しては施主様とショールームにて現物を確認しながら決定致しました。
ローレンス2Pはアクセント要素も含め少し明るめの張地カラーで仕上げました。
旅と仕事を心地よくする本屋。
多様なシーンに寄り添う空間デザインを実現。
福岡空港内で唯一の書店「TSUTAYA BOOOKSTORE 福岡空港」が2020年9月に移転リニューアル。事前に空港利用客への調査を実施し、「旅と仕事を心地よくする本屋」をコンセプトに、細やかな部分まで心地よさにこだわった理想的な空間をつくりあげた。
事前調査で導き出した理想の空間づくり
移転リニューアルにあたり、空港利用客への事前調査を実施。空港の中に「ゆったりくつろげる空間」を求めている声が圧倒的に多く、リニューアルのコンセプトは「旅と仕事を心地よくする本屋」に決まった。
まず、移転前は狭かった通路幅をゆったりと広めに確保。キャリーケースや大きな荷物で移動することが多い空港だからこそ、必要不可欠な改善点だった。 そして、書籍のラインナップには、パッと買えてサッと短時間で読み切れるタイプのものを増やし、品揃えの数よりもオススメが充実していることを重視。
また、出発までの待ち時間を利用して軽食をとりたいという声も多く、カフェ機能を備えたラウンジ、その名も「CAFE LOUNGE」を設置した。 30分500円(税別)の時間定額制で、ラウンジ内にある書籍・雑誌を読みながら フリードリンク&フリースナックが楽しめる。
照明は時間帯によって明るさの調整を行い、朝は明るく、夜はトーンダウンで落ち着ける明るさに。空間の質を高めるため、植物やアートをバランス良く配置。滑走路に面したガラス窓からは、大きな空や飛行機を眺められ、何時間でも過ごしたくなる心地よい空間をつくりあげた。
オンライン会議も対面の商談もスムーズに
「旅と仕事を心地よくする本屋」のコンセプトにもとづき、仕事を進めるにも快適な空間を目指した。
ソファ以外の座席のほとんどに電源コンセントと高速Wi-Fiを整備し、さらにはオンライン会議の増加に対応するべく、個室ブースを2つ設置。また、壁面のアートを眺められて、なおかつ商談席として周りの視線を遮ることもできる高さに調整したハイバックソファもレイアウトし、仕事を進めるための様々なシーンに寄り添えるような空間デザインを追求している。
実際に座って家具を選び、目的に合わせて高さも調整
家具に関しては、店長の藤生さんがアダルのショールームを訪れ、お客様目線でどんな座り心地が最適か?使い勝手が家具はどれか?を実物を確かめながら選定していった。
仕事の作業がはかどりやすい椅子、ゆったりリラックスの椅子、商談・ミーティングにも適したハイバックソファなど、空間全体のデザインを考えながら、バリエーションをもたせて選定。その中でもハイバックソファのフェニコットⅡは、「壁面のアートを眺められ、なおかつ商談席として周りの視線を遮る」という目的に合わせて、最適な高さへの調整も行った。
壁面のアートは九州出身のアーティストによる作品を展示。気に入ったアート作品は購入も可能。
本とコーヒー、ときには旅に心躍らせ、ときには仕事へ向けて整える。 空港に訪れる人々の様々なシーンを想定し、「誰もが立ち寄りたくなる空港の本屋さん」が完成した。
Client’s VOICE
株式会社九州TSUTAYA 九州直営室 TSUTAYA BOOKSTORE 福岡空港 店長 藤生 昌大様
移転前の調査で、「空港内にくつろげる空間を求めているお客様が多い」ということが分かりました。また、短時間で読めるラインナップや広めの通路、サッと食べられる軽食など様々なご要望をいただき、ひとつずつ改善しながら、くつろぎ空間を目指していきました。滑走路に面したガラス窓から眺められるワクワクの景色を活かした空間づくりも意識しています。家具に関しては、アダルさんのショールームへ伺って、座り心地を実際に体感して決めました。シーンに応じた椅子のバリエーションも好評で嬉しいです。