Year 2021年8月
株式会社ビットキー
- 分野 OFFICE
- プロジェクト名 : 株式会社ビットキー
- 所在地 : 東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン9F
- 担当 : 中村 巴南
- 部署 : 東京支店 第1グループ 第1チーム
何気ない憩いから生まれる 新たなコラボレーション。
テクノロジーとデザインの融合で、 オフィスのポテンシャルを最大化。
共用部まで含めたビル1棟を自社サービスでDX
独自のキーテクノロジーの提供をはじめ、日常生活の場面からビジネスシーンに至るまで、テクノロジーの力であらゆるものを「CONNECT(コネクト)」し、革新を起こし続ける「株式会社ビットキー 」の東京拠点が2021年9月に移転オープンした。
この移転において着目すべき点は多々あるが、まず挙げられるのが、同社のサービス「workhub(様々な職場環境の利便性を向上させるオールインワンのプラットフォーム)」を活用し、共用部まで含めたビル1棟でDX(デジタルトランスフォーメーション)※ を実現しているところだ。
ビルと「workhub」が連動することで、社員は完全カードレスでの移動が可能になり、ビルのエントランスから執務エリアまで一貫して顔認証で通過できる。また、来訪するゲストも、QRコードや顔認証でセキュリティを通過でき、その認証方法と利用者の組み合わせは柔軟に変更できる仕組みだ。さらに、10部屋設けられた会議室の利用予約も使用状況も、「workhub」で一括管理。エントランスのデジタルサイネージにも、この情報が投影され、会議室やフリースペースの状況をスムーズに把握できる。
オフィスの移転を機に、ただの移転にとどまらない価値の創造へ挑戦し、新たな働き方を発信していく。
※ DX(デジタルトランスフォーメーション) とは、デジタル技術の浸透によって人々の生活をより良いものへ変革すること 。
企業のメッセージを発信し、コラボレーションを生むコミュニティスペース
新オフィスの根底には「ライブショールーム」という考え方があり、オフィス内の全エリアを巡れば、同社のサービスやメッセージを自然に体感できる仕掛けが満載だ。
コーポレートメッセージ「CONNECT」の大きな文字が印象的なコミュニティスペースにも、部門や業務を超えてコラボレーションが生まれるオフィスを目指す同社の想いが溢れている。ミーティング・リラックス・個人ワークをはじめ、多様な過ごし方に合わせた家具がそれぞれレイアウトされ、ゆったりした大きめのソファ席も設けられるなど、まるでカフェのような居心地の良さだ。
リフレッシュをサポートし、コミュニケーションのきっかけづくりにもなる併設の社内向け売店「bit mart」も好評だ。
誰もが集いたくなる憩いの場。たくさんのコラボレーションが発生するように設計され、オフィス空間の可能性を広げている。
暖簾ゾーニングの執務エリアや一体感を醸成するシアターエリアなど、気持ちに働きかける情緒的な空間に
仕掛けが満載の「ライブショールーム」は、“すべてのエリアが名物”と言っても過言ではない。例えば執務エリアでは暖簾を活用したゾーニングが展開され、チームの島ごとの帰属意識を高めながらも、閉塞感を生まない空間づくりが行われている。そして、その窓際一面には、同社のサービス「experiencehub」から着想を得たカラフルなカーテンが鮮やかに連なり、シアターエリアに続いていく。
壁一面のホワイトボードが特徴的なシアターエリアは、カーテンを閉じることで外周と内周の空間を区切って使用できる仕組みで、その名の通り映画館の中のような一体感を育める。日頃は「workhub」から予約可能なフリーアドレス制のワークスペースとして機能し、場合によってはイベントスペースにも利用できる柔軟な空間だ。
エリアごとに気づきがあり、進んでいくほどつながっていき、新しい価値が見えてくる。オフィスのポテンシャルに圧倒される体験を、これからも届けていく。
設計/CANUCH Inc.
◆特別インタビュー記事はコチラ↓↓↓
https://www.adal.co.jp/column/special-interview/interview-bitkey/
「コラボレーションをキーワードに、体感型の空間づくり。世界が変わるほどのオフィス体験を世の中へ。」
株式会社ビットキー 共同創業者 / 代表取締役 最高経営責任者 江尻祐樹 氏
Canuch CEO / デザイナー 木下陽介氏
◆納入商品については A.T.I.Cブランドサイトへ↓ ↓↓↓
https://www.adal.co.jp/atic/projects/bitkey-tokyooffice/