急激な変化によって訪れた飲食業界の困難な状況下でも、変わらぬ美味しさを届けながら新たな挑戦を行い、愛され続ける場所。「うまかもん」の宝庫・福岡で、地域になくてはならない「ソウルフード」として親しまれてきたお店のリアルな現在地を、トップインタビューを通してご紹介します。
ソウルフードの原点に立ち続け、新しい風を起こしていく。
福岡・博多のソウルフード「もつ鍋」の元祖が、創業45年の「楽天地」である。小腸だけのもつ鍋店が多い中で、6種類の新鮮なモツをミックスしてニラ山盛りという伝統的なスタイルを貫き、メニューはなんと、もつ鍋のみ。ヘルシーで財布にやさしくお腹いっぱいになる醤油ベースのもつ鍋は、福岡中の胃袋をわしづかみにしてきた。