日々の探究心が生み出す高い精度のクオリティ。

新プロジェクトやカタログの試作で自身の意見が反映される喜び。


製造3課 東翔大 入社歴:9年

ものづくりが好きで入社し、9年と6ヶ月。入社後の3年間で木部の上からクッション材を貼る下張りの経験を積み、現在は身体に触れる部分の生地を貼る上張りを担当している。

「限られた時間の中で、求められている以上のクオリティ」が、いつからかモットーになった。新プロジェクトやカタログの試作、難易度の高い製作にも積極的に携わる。「自分のやり方や意見が採用されて反映してもらえるとすごく嬉しい。カタチになる度に、本当にやりがいのある仕事だと感じます」と静かに熱く語る。

前工程から学び、後輩からも学ぶ。
その探究心が、上張りの完成度に直結。

上張りの技術だけを追求するのではなく、ミシンや型取りについても学ぶ。様々な部署の視点に立つことで全体を把握し、上張りの精度の向上につなげていくためだ。また、先輩はもちろん、後輩からもどんどん学ぶ。「後輩たちのやる気や行動、自分とは違うやり方もすべて勉強になります」と語る東。その探究心が止まることはない。

「限られた時間の中で、求められている以上のクオリティ」をモットーに、職人としてのレベルを総合的に高めていく。

美しく正しく、イメージ通りに。木材と向き合う成長の日々。

手を動かす前に完成への道筋を構築。

製造2課 小林晃貴 入社歴:4年


大学で建築を学んでいるうちに家具に興味が湧き、入社して4年半ずっと木部の製作一筋。図面通りの正確な寸法で美しく正しく仕上げるため、椅子やソファなどの骨組みとなる木部をどのようにつくるか考え、木材をカットする寸法を見極め、図面を読み解きながら組み立てていく。

「実際に手を動かす前に、資料と図面の寸法が合っているのかどうか、自分自身でも計算をして確かめています」と言い、木材を見つめる小林。図面通りの正確な寸法で仕上げるという基本中の基本の裏には、そこにたどり着くまでの非常に細やかな工夫が重ねられている。

初めての形状や複雑な形状でも次々と具現化し、美しい家具へ。

木材のカット段階から木部の製作まで担い、様々な木材を家具にしていく。常に心がけているのは、「図面通りの正確な寸法で、美しく正しくつくる」こと。初めての形状や別注の複雑な形状の木部でも、ゼロの状態から次々と具現化。美しさと正しさ、そして喜びを積み重ねていく。